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ビートルズのコード進行に隠された秘密

前回はビートルズの歌詞を取り上げましたが、やはり曲も取り上げましょう。

ビートルズのコード進行は、それまでのロックの常識を覆すとてもユニークなものでした。

それでは紹介していきます。

ビートルズのコード進行に隠された秘密

そのユニークさが生まれたのは、もちろん彼らが天才だったからに他なりませんが、さまざまなアーティストから影響を受けたことも大きな理由です。

意外なことに、クラシック音楽からも強い影響を受けていたのです。

なお、コードは、キーを変えたり、代替コードを使えるため資料により諸説あることにご留意下さい。

バッハのプレリュード?「And I Love Her」

例えば「And I Love Her」という美しいバラードを取り上げてみましょう。

この楽曲のコードは「F#m→C#m」で3小節進行し、その後「A→B→E」と進行します。

参考:And I Love Her(THE BEATLES)のコード譜

これはバッハのプレリュードと良く似ています。

コードが違っていますから、聴いた限りでは全く類似性は見当たりません。

でも、最初の3小節でアップダウンを繰り返し、4小節目でストンと落として5小節目でまた少しアップするところが似ているんです。

また、この楽曲には、歌詞を強調する時にユニークなコードを使用するという彼の典型的な特徴が良く表れています。

マイナーキーでスタートしながら、強調したいところはメジャーキーを使用して、メジャーキーで終わらせるところもユニークなコード進行です。

これを作曲したのはポール・マッカートニーですが、彼は意外なことにバッハをこよなく尊敬し幼いころから慣れ親しみ、自分自身でも良く演奏していたのです。

ですから彼の潜在意識の中には、バッハが深く刻み込まれていたのでしょう。

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